普通自動二輪車免許
 今回はこの普通自動二輪車免許に挑戦してみることにしました。

この資格について

 運転免許の種類の一つで、排気量125cc〜400ccまでの二輪車を運転する際に必要となる免許です。

取得方法

 取得方法としては、大まかに運転免許試験場(いわゆる一発試験)で取るか教習所で取る(正確には教習所卒業で実技免除となり、免許試験場で適性検査のみ受ける)か2通りの方法があります。私は教習所で取る方法を選ぶことにしました。早速教習へ出向き入校手続きを済ませて、二輪教習がスタートしました。

教習を受けて

 普通二輪教習のカリキュラムは、普通免許持ちだと、1段階目:9時限、2段階目:8時限となっています。このうち1時限だけ学科があり、あとは全て技能となっています。また路上走行はなく、場内のみとなります。教習車両には、ホンダのCB400と言う車両が使われました。こちらは教習の定番車のようです。ヘルメット、プロテクターなどは持っていない人のために貸したりもしてくれました。


《教習車両のホンダCB400》

 教習では、まず車体起こしから始まりました。転倒させた車両を起き上がらせるのですが、体力に自信のない私にとっては、これが滅茶苦茶重かったです。指導員の手伝いもあってようやく起こすことが出来ましたが、暫くの間、筋肉痛・腰痛に悩まされました。まあおかげで、二輪車がどれだけ重いのか、学ぶことができました。

 車両特性・運転方法の説明を一通り終えてから、場内走行が始まりました。1段階目はスラローム、一本橋に手間取って、2時間ほど延長してしまいました。やはりこれらの課題が二輪教習の目玉と言ったところなんでしょうか。2段階目になるも、基本練習することは1段階目と変わりませんが、路上を意識しての走行が求められました。体験教習として1時限AT二輪車に乗っての教習もありました。学科では、指導員から路上に出て走行した場合の注意点などが述べられました。

 その他1段階目1時間と2段階目2時間の時間を使ってのシミュレーター教習もありました。バイクは本物と同じ扱い方で、走行すると音・振動・風が伝わってきて、結構リアルに出来ていました。シミュレーターでは、路上で急に車・自転車・歩行者が飛び出して来たり、後続車に煽られたり、前方の路駐車がいきなりドアを開けてきた場合の危険の予知・回避等について学びました。まああまり長くやっていると、ずっと画面を見ながらのため、ちょっと気分が悪くなりそうになりました。


《シミュレーター機》

 2段階目は3時間延長して、ようやく卒業検定に進むことができました。検定コースは、坂道発進→踏切→障害物回避→一本橋→スラローム→S字→急制動→クランクの順番となりました。2段階目の教習では、坂道発進、急制動、一本橋、スラロームでよく指摘を受けていましたが、卒検では万全とは言えなかったものの、何とか無難にこなすことは出来ました。卒業検定の結果は合格で、卒業証明書が即日交付されました。

教習を終えて

 早速時間があるときに免許試験場へ行きました。卒業証明書を持って免許試験場に行けば、技能試験免除で、適性検査(視力検査、聴力検査等)だけ合格すれば普通二輪免許を取得することができます。既に運転免許を持っているので他の種類の免許追加と言うことで併記申請手続きを行いました。ちなみにちょうど最近牽引免許の教習も卒業したことから、牽引免許も同時に申請してきました。2時間ほど待ってから新しい免許が発行されました。新しい免許は、昨今の個人情報保護の絡みからか、本籍の記載が消え、欄が空白となっていました。またICチップが導入されたためか、若干厚くなっていました(ちなみにICチップは外側からは見えない)。


 さて、今回は普通自動二輪免許を無事取得することができて良かったです。引き続き大型自動二輪免許も頑張ってみたいと思います。
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